昨日一般質問の三日目が終わりました。そのあと、議案の追加提出がありました。先日新聞に載っていた、(昭和45年建築の)新川小学校の耐震化工事の追加予算です。耐震補強工事が中止になり、全面改築となった案件です。議案に対し、質問時間が設けられ、私が通告し質問に立ちました。 『新川小学校仮設校舎リース契約について』 1)当初の耐震補強工事予算はどの程度執行した段階まで工事は進んでいたのか。 2)どの時点で、既設建物が耐震補強工事ではなく、建て替えないとだめだと判断したのか。また既設建物が耐震補強ではダメな理由。 3)既設建物の耐震診断と補強計画は充分にされたのか。 4)これまでの昭和50年頃の校舎の耐震化工事又は建て替え工事では、今回のようなコンクリートの不良はなかったのか。 5)仮設校舎リース契約にすることが最善な方法である理由。 6)一般財源に全額150,000千円であるが、その内訳は。全額単市の負担か。 7)今回の変更による市の負担増はいくらになるか。
この議案は補正予算ですから、常任委員会の総務財政委員会に付託され審査されます。この日は議案に対する質問だけですが、私の常任委員会は文教民生委員会ですから、本会議で質問だけ先に行いました。 私は、もともと旧基準で建築され新基準(旧基準よりも地震力に対する検討の内容が厳しくなっている)の構造耐力に満たない建築物を、対地震のみの対策として耐震補強工事(ブレースを取り付ける)するよりも、コンクリート強度や鉄筋などの足りない建築物は、耐震補強工事ではなく根本的に建て替えをやった方が効率的で経済的であると思っています。耐震補強工事はあくまでも一時しのぎ(地震などの水平力に対しては効果はあります)であり、建築物の強度を新築と同等にするものではないのです。長期鉛直荷重に対しては、全く効果はありません。 今後も無駄なことがないように、今回の事例を参考にするための質問です。
夜は、宇部かたばみライオンズクラブの計画委員会がありました。 |
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