一回目の投票で二位だった野田氏が、決選投票で民主党の代表になったのも驚く出来事でしたが、今日発表された民主党の人事も驚きました。選挙前の言葉通り、もしかしたら・・・あるかもと思ってたことが事実になりました。政策よりも民主党の挙党体制(民主党の都合)が優先されました。 昔、自民党でも(気配りの長けた)竹下内閣が国民ではなく党の方を向いているという印象を持ったことがあります。今回の民主党代表選挙では、党内で影響力を大きく持つ(表向きは党員資格を失っている)小沢一郎に、特別なご高配をしているということが事実となりました。 沖縄戦で、大田中将の最期の打電「沖縄県民かく戦えり。後世に特別なご高配を賜らんと欲す。」というのを思い出しました。今回とかなり意味が違いますが。 民主党代表選挙の各候補は、誰が代表になっても、代表選挙後の人事(党の主要ポストだけでなく、内閣の閣僚人事まで)に気を使っている発言が目立ちました。全候補が(党員資格を剥奪された)小沢一郎に頼み込み、「考えが同じ」と発言しています。 今回の民主党の代表選挙で、大きなことを学びました。「自分の主張がぶれる政治家は信用できない。」と、いうことです。海江田氏はめちゃくちゃぶれて、野田氏がぶれていなかったように見えましたが、人事で転んだ感じです。政治家は魂を売ってはだめです。民主党の皆が魂を売っているように見えるのは私だけでしょうか。昨日の意見も今日の意見も、マスコミのコメントを見る前に書いていますが、どう印象が異なるか明日の朝刊が楽しみです。 まもなく宇部市も9月議会です。今日も市役所でした。 |
|