ギリシャの再選挙は、緊縮財政継続派(ユーロ残留と支援継続)が勝利しました。とりあえず、ギリシャの国債デフォルトの危機は回避される見込みで、ヨーロッパの不安は少し解消されました。次はスペイン国債が暴落し(年利8%に近づいた)危険水域になったのがどう解消されるかが焦点です。 日本国内では、21日の会期内に、自民党と公明党の協力で消費税法案が成立すれば、民主党の分裂で衆議院解散と読んでいます。解散の直前に定数削減法案が提出されると思いますが、公明党の賛成があるなら比例区定数の大幅な削減はないと予想され、小選挙区の小幅な(違憲状態を回避する程度)定数増減だと思います。 会期の延長があっても短期だと予測します。その理由は維新の会の準備が進まないうちの解散が、自民党と民主党の共通の利益でしょう。時間的余裕があると、今の民主党の状況では、自分のために(民主党からは当選できない現職)現職5人以上は維新の会に流れそうです。そうなると、比例区で候補が立てられますから、維新の会が大躍進する可能性があります。それだと国民だましの、前回の民主党と同じです。 もう一つの選択肢、消費税法案が提出されても否決された場合、これは野田政権内閣総辞職でしょうが、この場合どうなるのか想像ができません。否決の見込みで法案採決されるでしょうか。その前に、解散でしょうか。 このあたりは国民を向いているというより、党利党略で政局が動いているのが実態でしょう。解散の争点も、本来は消費税ですが、原発の再開が争点になるのではないかというのが私の予想です。増税をテーマに選挙で勝った政党はありません。
昼前から、毎月一回の宇部興産中央病院定期健診でした。毎月一回、サンドスタチンの注射をお尻に打っています。この針が太いので痛いのです。 夜、宇部かたばみライオンズクラブの今年度の最終例会が水族館でありました。(写真) |
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