午前10時から、市役所で清志会の会議です。 朝から処理する用件がたくさんあり、7時前からばたばたしています。パソコンや携帯電話などで機械的な処理能力は速くなっていますが、そのスピードについていく人間の処理能力には限界を感じています。郵便物やファックスなどでどんどん紙が送られてくると、すぐ捨てるものなども多く、ゴミに見えてしまいます。大事なものもたくさんあるので、間違えて捨てないようにしないといけません。 メールにはすぐ返事を出せるような感覚があるので、追われているように錯覚します。携帯電話もすぐ連絡ができる便利さもありますが、車を運転していたり会議などで電話に出られない状況もあります。すぐ連絡がとれれば助かるとの自己都合で、相手の都合を忘れてしまいます。 人間には「間」というものも必要です。昔、ポケットベルが出回った頃、いやな予感がしました。人間の首に猫がつける鈴をつけた感覚です。人間が携帯電話に縛られる時代がくるとは思いもしませんでしたが。車と携帯(又はパソコン)が人間を変えたと言っても過言ではないでしょう。 今、ほとんどの人が、携帯電話を持っていますが、それを家に忘れたりすると、とても不安になります。一昔前は、連絡が一日とれないことは普通でした。もっと大昔は、郵便でした。坂本竜馬の時代のように歩いて連絡していた時代の方が人間らしかったかもしれません。 |
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