今日は、議会が休会日でした。この日を利用して、いろいろ仕事をしました。
今日、国会で選挙権が18歳に引き下げられる法案が可決しました。来年の参議院選挙から実施される見込みです。 投票率の低下が社会問題になっています。特に若者の投票率が低すぎます。原因は、教育現場で政治や宗教を忌避してるからだと思います。18歳まで引き下げられたことで、教師からの影響を受ける若者が増えることを心配する声も上がっています。 しかし、そんなに若者が軽いでしょうか。今の若者が無関心なことに大きな反応するとは思えません。 投票に行く人は、年齢に関係なく関心があるから行くわけで、投票しない人は年齢に関係なく、もともと関心が少ないからではないでしょうか。そういう声をよく聞きます。つまり高齢化するほど投票率が上がるのですから、政治が身近であることを生活から学んでいると言えるでしょう。
投票率を上げるためによく聞く言葉は「選挙へ行ってもらうための啓発」です。何のために選挙へ行くのか、それを教育しないで、ただ「投票へ行ってください」では本末転倒ではないでしょうか。生活(命)がかかっていれば、皆投票へ行くでしょう。そういう意味では、低投票率の原因は政治が安定している(日本が平和)からかもしれません。 選挙権は民主主義の基本です。日本の民主主義は、空気のようにあって当たり前と思われていますが、香港では命懸けの民主化運動が続いています。民主主義とはほど遠い国はたくさんあります。日本でも自由民権運動があって今の国民主権ができました。NHK大河ドラマでやっている高杉晋作は27歳(享年)でした。 こういうことを義務教育でしっかり教えることが必要だと思います。 |
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