昨日、3月議会の常任委員会が全て終了しました。私が所属する文教民生委員会では、ごみの有料化条例が継続審査となりました。1リットル1円(40L入りの袋が40円)の価格で今年10月から施行の条例案でしたが、継続審査となったため、実施時期も価格も未定です。否決される可能性もあります。 総務財政委員会で審査された、職員の公用地の駐車料金を徴収する条例が僅差で可決したようです。私は、仕事で出勤した職員から市の敷地の駐車料金を徴収するのに反対です。市街地に勤務する職員は、市民を対象とする市営駐車場に車を置けませんから、毎月5〜6千円の駐車料金を払っているそうです。郊外に勤務する職員はふれあいセンターなどに広々とした駐車場がありますから無料というのが不公平という理由です。公務で出勤した場合、駐車料金は経費で賄うべきであり、無料を有料化して不公平を無くすのではなく、駐車料金を払っている職員に手当てするのが正しい解決です。会社では従業員に仕事の経費を負担させることはあってはならないことです。 どこの会社も、従業員が会社に出勤した場合、会社の敷地内に車を置いて従業員から駐車料金を取る会社はありません。 こんな条例が通れば、ふれあいセンターなどの駐車場が職員だけでなく一般にも有料化することにつながります。昨日の総務財政員会では、出勤した職員は目的外使用に当たると説明があったそうで、とんでもないと思います。 宇部市民が、どんどん住みにくくなっていくように思います。ふれあいセンターの有料化や道路にはみ出た看板などの道路使用料徴収、ごみの有料化、職員の駐車料金徴収など、どこかで止めなくてはいけません。無駄を無くし合理化するのも一見正当に聞こえますが、市民が生活しにくくなるのは考えものです。25日の本会議で正式に採決されます。 |
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