すでに今年になってかなりの商品が値上げをしています。10月からはかなりの商品で大幅な値上げをしたようです。よく行くスーパーで見ると、最低1割は高くなっているように思います。電気料金は、昨年の請求と比較して3割以上の値上げです。政府が発表している物価上昇率2%は、まるで大本営の発表です。 今日のニュースで、東京都のタクシー料金が約2割値上げが認められたそうです。地方も続くと思います。 収入が増えていない分、消費者は自衛策を考えないといけません。私の場合、飲みに行くとき、行きはバス、帰りはタクシーの相乗りでというパターンが定着しました。1kmくらいなら早めに出て歩くようになりました。ガス代も高くなったので、浴槽に湯を溜めないでシャワーだけにしたら、ガス代が半分以下になりました。シャワーのノズルを変えたら、驚くほど噴出が良くなりました。 買う商品も少量化して小さくなりました。無駄な量を買うことが減れば節約になります。好きなビールも一週間に一日だけです。 国内消費(内需)が高まらなければ、値上げしても企業の収入は増えないでしょう。賃金の値上げを伴ってこそ、経済は回ります。 タクシーも普通車が今の標準です。東南アジアのように軽四の格安タクシー(定員2名)もあっていいと思います。このアイデアをどこか採用してください。バスも定員20名のマイクロバスでもいいと思います。 企業の収益が上がらなければ賃金が上げられないという意見もあります。ニワトリが先か卵が先かの議論になりますが、上場企業の内部留保資金が史上最高額になっているのが問題です。企業も、先行きを不安視して積極的投資をしていないのです。 個人消費は、将来の不安があるから伸びないという意見に同感です。日本人の個人資産(固定資産と金融資産)の総額は1300兆円を超えていると、先日経済の専門家が言っていました。使いたくても安心して使えないのが実情です。 |
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