トランプ大統領がアメリカの輸入品に関税を掛けるという発言で、世界中の株式市場が急落し、大波乱の4月を迎えています。本日日本時間の未明、90日間の延期の発表で、株価は過去最大の上昇しました。一喜一憂するどころか、大混乱しています。 株式市場に関心が無い人も、株価は企業の設備投資や景気の動向に大きく影響しますから、個人事業者やサラリーマンでも無関係ではありません。 関税戦争と言われていますが、経済戦争しているのはアメリカと中国です。ほとんどの製品は、完成組み立ての前の部品の段階から、自国だけで製造していませんから、アメリカと中国の貿易問題とするには短絡的で、日本経済も無関係ではありません。 日本とアメリカの関係では、自動車の問題があります。日本の車はアメリカでは爆売れしていますが、日本ではアメリカ車をめったに見ません。その理由は、トランプの主張する価格の問題ではなく、アメリカ車のサイズが日本の道路事情や自宅の車庫の大きさに合っていないことではないかと思います。ドイツのBMなどは、日本のサイズに合わせて右ハンドルで販売しています。だから、高くてもいい車なら日本で売れるわけです。 アメリカが日本で車を売りたいなら、日本人が欲しがる車を売る努力が必要です。トランプ大統領は、日本が買わないのが悪いと言いますが、私は売りたい車ではなく日本人が買いたい車を売らないのはアメリカの問題だと思っています。日本の自動車に関税を掛ければ、困るのは買うアメリカ人の方です。関税を掛ければ、日本でアメリカ車が売れるようになるでしょうか。今のままでは在り得ないでしょう。 この理屈は、衰退する商店街にも言えるのです。売りたい商品を陳列するのではなく、消費者が欲しがる商品を売る努力をする必要があります。 |
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