[NAO活動日誌]
2010年元旦よりシステム変更に伴い「活動日誌」がリニューアルいたしました。
 昨年までの日誌は画面下の「過去の日誌」でリンクされております。
 篠崎新市長の誕生2020.11.25
 ほんの二ヵ月前、篠崎市長が誕生することを予想できたでしょうか。政治の世界は、何があるかわかりません。
 昨日、篠崎市長が宇部市役所に初登庁されました。私よりも二回りも年下ですが、今日からは、宇部市民を代表する市長に対し敬意を表する意味で敬語で呼ばせていただきます。

 トキスマがどうなるのか、よく聞かれます。たぶん市役所職員の多くがここを覗かれていると想像します。新市長が申した通り、議会の否決を受けて、全ての可能性を含めて0からの検討です。毎日、市長に質問されているようです。たった一日しか経たず、議会との協議はありません。だから変化はまだありません。

 市長と議会は対立するものではなく、民意を反映して車の両輪のごとく市政を動かしていかなくてはいけません。議会が可否を決めるといって、これまでのように議会の多数の合意なく(説明したから合意が取れたというわけではない。)投げれたらこれまで通り否決もあり得ますが、議会の合意を取れる案が議会に提出されるように協力していきたいと思います。

 12月議会が4日(金)から始まります。

 選挙戦真っ最中2020.11.18
 市長選挙真っ最中で、毎日篠崎候補の応援をしています。今日は、万倉のこもれびの郷で立会演説会を手伝いました。篠崎候補の室内の個人演説会は、コロナ対策でやっていません。街頭演説に限っています。しかし、この方法だけで市民の関心が高まるのか、不安があります。低投票率になるかもしれないと心配しています。もちろん篠崎候補が当選するかの心配もあります。
 22日(日)には新市長が決まります。
 市議会に休みはなく、昨日17日(火)は臨時議会がありました。市長がいなくても、職員や特別職職員(議員も含まれる)の12月に支給される期末手当の減額を議決する必要がありました。来年度の予算編成方針の説明もありました。
 明日19日(木)は、宇部・山陽小野田消防議会があります。

 肉屋を支持する豚2020.11.6
 アメリカの大統領選挙の結果を受けて、ある記事を読みました。トランプ支持者もバイデン支持者も、自分たちの利益に相反する公約を掲げている候補に投票しているという現象です。興味深いと思いました。
 これが、宇部市の市長選に置き換えるとどうでしょう。ある候補予定者は「しがらみのない市政」を掲げているそうです。ということは、しがらみがあるから、しがらみがないことを主張している?
 人間は、長く生きれば全くしがらみのない人はいないと思います。そのしがらみだらけの人生ですが、「政治は自分の為にあらず。世の為人の為。」という基本がぶれなければまともな政治ができると思います。 
 前市長は、25年前初めて政治の世界に入られた時、「利権がらみの政治を市民に取り戻す」ことがモットーでした。それなのに、自ら利権の穴にどっぷり落とされて、自身が気づかないうちに利権政治に利用されていたという印象を私は持っています。私も市民運動が原点でしたし、初期の応援団の一人でしたからずっと見てきました。
 リコール運動も署名活動も市民運動は、気が付かないうちに(プロの)誰かに利用されてしまうという悲しい結末でした。
 前市長から受けた利権を引き続き守るために、前市長が支持した候補を応援ではないことを祈ります。

 昨日、消防議会の全員協議会2020.10.30
 昨日、宇部山陽小野田消防組合の消防議会全員協議会がありました。11月の消防議会は11月19日の予定です。宇部市長選挙(11月22日投票)の真っただ中です。
 宇部市議会の12月議会は12月4日(金)から始まります。新しい市長が決まった後の初めての議会です。

 市長選の動向が気になる方も多いでしょう。11月15日が告示ですが、大きな動きはありません。選挙準備は確実に進んでいます。1対1の勝負になるのではないかと思います。
 
 ところで、昨日午後2時から、市役所玄関ロビーで、山口県宇部健康福祉センター主催による「骨髄ドナー登録会」がありました。平日の昼間ですから、ボランティアのお手伝いはできませんでした。ボランティアがいなくても登録会ができるという実績ができつつあります。昔とはずいぶん変わりました。

 篠崎県議との関係2020.10.23
 一晩明けて、やっと落ち着きました。昨日の内に篠崎候補予定者の自民党山口県連に推薦状が受理されたそうです。
 篠崎さんって誰?なぜ市長に?簡単に説明すると、篠崎県議のお父さんが林芳正参議院議員と従弟です。篠崎県議は林参議の秘書を経験しています。
 私と、林芳正氏の関係は、約30年前、林芳正氏の父の林義郎元厚生大臣の時にまだ日本に骨髄バンクがなかった頃、山口県の骨髄バンクボランティア団体を応援していただきました。国に何も制度がないわけですから、医師会や行政がまともに相手をしてくれません。しかし、何も実績のない我々ボランティア団体が主催する骨髄バンクのシンポジウムに、林義郎代議士は何度も出席をいただきました。
 その後継者の林芳正氏は、骨髄バンクの応援を引き継がれ、「ギインズ」という国会議員で作ったバンドを連れて全国で骨髄バンクのチャリティーコンサートやシンポジウムで演奏してもらいました。全国各地でお会いしました。おかげで私にも国会議員の知り合いが増えました。まだ私が市議会議員になる前です。
 現在、私は宇部ソフトテニス連盟の会長をしています。縁あって、林芳正氏が山口県ソフトテニス連盟の会長です。だから林芳正氏を応援します。
 またこういう関係を引き継ぎ、市長選に出馬予定の篠崎県議を応援します。篠崎県議は私の母校宇部高校の後輩です。若いですが、彼のやる気は本物です。

 自民党宇部支部の候補者として統一2020.10.22
 今日臨時議会があり、久保田市長の本日付けの辞任が確定しました。
 午後、自民党宇部支部と楠支部の(自民党員)市議会議員15名が集まり、自民党宇部支部の候補者として篠崎県議を県連に推薦することが決まりました。今後は自民党山口県連に推薦依頼します。
 昨日出馬表明を取り消された二木県議も、15名の市議の前で篠崎候補予定者を応援すると発言されました。自民党宇部支部としての分裂は回避されました。

 突然の市長選挙2020.10.19
 15日(木)に突然、久保田市長の辞任表明がありました。あれからこのブログを覗かれた人も多いかと思います。現時点で、決まっていることはなく、22日(木)の臨時議会で正式に久保田市長の辞任が決まるので、そこからいっきに動き出すと思います。
 11月15日に告示、22日(日)に選挙になります。日にちがないため何もかも急スピードで情報が変化します。
 今の時点で三人の出馬が噂されています。そのうち二人は自民党の県議です。自民党の現職の県議が辞任して市長選を争うのは、自民党では大問題です。アメリカの大統領候補に例えるなら、共和党や民主党から同じ党から二人の候補が出るのと同じです。
 自民党宇部支部で予備選をして決めるという方法もありますが、一人は出馬する意向が新聞に載り、もう一人は相談中となっています。私の耳にはどちらも出馬したい意思が固いそうです。正式な出馬表明はまだです。22日までには決まると思いますが、出馬するかどうかは本人が決めることです。まったくわかりません。
 三人目は、現職の職員が噂されています。4年前の市長選挙は無投票でした。今回はなぜこんなに燃えるのでしょう。近いと噂される衆議院議員選挙とは無関係ではなさそうです。

 昨夜のテレビのニュース2020.10.13
 昨夜のテレビのニュースで取り上げられたのは3社でした。 
 残念ながら、問題の本質を扱ったのはKRYだけです。30億円以上かけて改造して毎年2億円以上の税金を使うことが適切なのかともっと議論が必要と議員が発言したことが流れています。
 TYSとYABは(どちらが放送したのかはっきり覚えていないので)、「議会が反対したのでトキスマにぎわい交流館設置への署名活動が始まっている。」というニュースと「国からの補助金が申請できる11月の期限が迫っている。」というニュースでした。
 議会は条例の中味に反対しましたが、「スタバとTSUTAYAの本屋を営業してもらうのに毎年1億5千万円を支払わなくてはいけないの?」という意見が疑問点です。民間企業に商売してもらうのに一億五千万円も支払う?実は、この金の行き先が疑問なのです。この説明が執行部から示されれば市民が納得です。
 国からの補助金は、11月末が締め切りではありません。この国の補助事業は今年度を含め3年間の期間があります。遅れるのではという意見がありますが、来年実施設計する予算はすでに令和2年度予算で可決しています。つまり、にぎわい交流館設置については(名前はついていませんでしたが、旧山口井筒屋跡地利用計画の実施設計予算)議会はすでに同意しているのです。中身が合意されれば来年度実施設計は予定通り可能です。議案の中味に同意できないから、このまま実施設計してはいけないということになりました。子どもプラザの指定管理料の4千万円を除いても高すぎる1億5千万円の使い道が、この議案の問題の本質です。
 この議案が通らなければどうするの?という声には、行政が解体更地にして、民間に敷地を提供して、事業として成り立つなら民間でやってもらうという意見もあります。否決された議案では、にぎわいが創出されなかった場合でも全て行政が責任を持たなくてはいけません(追加で税金を投入?)でした。宇部市が主体で、民間に指定管理で任せるということは、TSUTAYAが計画通り70万人集客できなかったら、TSUTAYAの責任ではなく行政が追加で対策をするか継続するか市の責任でやらなければならないといことです。事業者には甘すぎる案なのです。本当に活性化する案なら民間の責任で商売できるはずです。
 それなら最初から、民間が民間の責任で商売を始めやすいように、行政は土地や建物を提供するというやり方が山陽小野田市でも採用されました。『くすのきこもれびの郷』も公設民営で指定管理料は0円で、売り上げの一部(例年は700万円)を市に還元してます。
 他にも、寿命20年しかない建物に行政が30億円以上(改造ですからもっとかかる?)も税金を使ってはもったいないという理由があります。
 議会が反対しているから設置を求めるという署名活動は、議会の対立軸にはなっていません。子どもプラザも、今の福祉会館の建て替えで造ればいいのではという意見が、議員の中でたくさん出ています。

 特別委員会を開催2020.10.12
 午後2時から市役所周辺にぎわい創出検討特別委員会を開催しました。9月28日の9月議会最終日で議案が否決されて以降、初めての公式な議会の発言の場です。会派を回って副市長が意見を聞いて回っていましたが、その発言の議事録はありませんし公開されていません。今日の委員会は議事録が残されます。
 この特別委員会は、旧井筒屋宇部店の跡地の利活用の議論を議会から付託された特別委員会です。裏の話ではなく、議会は公開された場で議論するのが本筋だと思います。
 今日の特別委員会では執行部から対案は示されませんでした。まだ用意する時間はないでしょうし、今日は委員会で話を聞いて欲しいとお願いしていました。
 今日の委員会に、メディアが8社来ていました。そのうち3社がテレビです。夕方のニュースで放映されるようです。委員会の傍聴は、委員長が許可します。取材の申し込みは今朝でしたが、私は迷わず許可しました。
 

 議論を公開すべき2020.10.9
 副市長と総合戦略局長が、今週より各会派を回って意見交換がありました。清志会は6日の火曜日午後3時半から午後5時40分頃まででした。市長は話に参加していません。
 新聞に市長のコメント(原案がベストの案)が載っていた通り、議会で否決されたにも関わらず、市長から代案が示されたわけではありません。最初から、「否決されても原案がベストだけど意見を聞きたい」と言われては、この延長戦は何が目的かという疑問がありました。
 新聞には「議会からの対案」を求めておられましたが、すでに特別委員会や産業建設常任委員会では、議会の意見はたくさん出ていました。私は、とりあえずこれまで議会から出ていた意見案を10項目にまとめて説明と共に副市長に渡しました。もちろん、これらはすでに議会から意見として出ていたことを、副市長と確認しました。
 本来、議会は議事録の残る議場で、市民にわかるところで公開で議論すべきです。市長自ら新聞に議会の場外で議員と意見交換すると公言されました。市民に分かりやすくするという意味では、議会との対話と言いながら裏の話なら、これこそ「密室政治」ではないでしょうか。
 私は議員として、他の会派で何があったかは書けませんが、自分の周りで何があったかをできる限り公開します。

 今後の議論2020.10.2
 来週から、市長と対話することになっています。しかしながら、宇部日報を読む限り市長の発言として「反対派の意見を聞きたい。」→これまで議会の意見は耳に入っていない?「あれがベストの案だった」→議会の提案を聞いても変更の余地がない?賛成しなかった議員は理解不足(しっかり勉強してます)か職員の説明不足?反対されたことに対し全く反省がない?
 そういう姿勢で話し合いになるの?そういう心配をしています。
 議会で否決の結論が出ているわけですから、一歩も引かないという姿勢では、宇部市のために解決方法を探る話し合いはできません。
 戦いモードではなく冷静に話し合いたいものです。

 宇部市が税金を使うことになります。だから市民の声を代弁する議会の判断が重要ではないでしょうか。

 急いては事を仕損じる2020.10.1
 28日の市議会で、継続審議の予定が、継続動議を出せなかったことから、採決になり12対15で否決されました。審議の後でも多くの疑問が残り、このまま可決してはいけないのではという15名の議員が賛成できなかった結果だと思います。賛成しなかったことが悪のように宇部日報に書いてありますが、税金が適正に使われるかを市民に代わって監視するのが議会の役目です。市民に付託された議会の議決は重いものがあるはずです。
 継続審議の時間はないとされたにも関わらず、議会で否決された後も不思議に延長戦が続いています。
 「代案を出せ!」と厳しい指摘です。一年前より、ずっと代案(全議員が同じ意見ではない)は出ています。市長まで声が届いていないことも不思議です。
 今日の宇部日報に『座して死すより打って出よ』と書いてありますが、市政はそういうイチかバチかで動かすものではありません。『急いては事を仕損じる』が正しいでしょう。ぼったくりや詐欺に遭わない鉄則です。
 賛成しなかった議員に、中心市街地の活性化に反対する者はいません。30億円の改造費や、毎年2.1億円の経費は市にとって大金です。失敗したらことは重大です。『急がば回れ』も正解ではないでしょうか。
 スターバックスが(山銀上宇部支店の向かい側)琴芝に進出するという話を耳にしました。CCCに大金を使わずとも、スタバは来る?本当でしょうか。まちなか図書館は、CCCに毎年1億5千万円も払わずとも宇部市がやればできるのでは。(乳幼児だけの施設ではない)子どもプラザは、総合福祉会館を建て替えて、琴芝駅前の方がいいという意見もずっとありました。もちろん、井筒屋跡地にあったら困るという意見が主流だった訳ではありません。駐車場の問題もあり、利用しやすいのかという疑問は多くありました。

 休憩2020.9.20
 毎日、続きを楽しみにしてここを読んでいただいている方に申し訳なく思います。9月議会の最中で、執行部が議会の情報を得るために覗かれていることを意識して、議員が情報交換して議論していることは今書けません。
 市長が突然検査入院されたことも驚いています。検査が予定通りだったのか疑問です。先週木曜日に行われた決算審査特別委員会の初日は、令和元年度決算の総括質疑がありましたから、普通なら市長は欠席できない日でした。緊急入院なら、市長の職務代理を置けば問題にはなりませんでした。23日から復帰されるという連絡がありました。
 議会質問や委員会で発言していますので、後日議事録を読んでいただければと思います。連休明けの23日は、決算審査特別委員会の三日目です。たぶん、委員会採決も行われます。その後は28日の本会議最終日です。

 宇部市の財政を考えましょう2020.9.2
 3日から始まる9月議会に向けて、すでに議員間で議論が始まっています。28日に書いたことだけでなく、市内全小中学校の全児童生徒へ、タブレット端末9170台を購入配布する議案も上がりました。約4億円です。購入は国庫補助付きですが、年間約1億円の維持費(メンテとソフト使用料)の市の負担もあるようです。
 学校の屋内運動場の建て替え(一棟約5億円)も今回の議案にあります。これは市内の体育館を順次改築しているものですが、安心安全の耐震化のため進めなければなりません。
 防災スピーカー19ヵ所の設置工事費が約4億8千万円(全額国庫補助)、市営住宅の建て替えで4億1千万円も議案にあります。
 市民生活にかかる重要な投資には予算をつぎ込むべきです。また、コロナ禍が終わった後の社会はコロナ前には戻らず、今よりICT・IoTが進んだデジタル社会になることは必至です。その対策は、地方の活性化のための先行投資と思います。
 ハード面で、億を超える支出が目白押しです。新庁舎も建設中です。国庫補助がついているからといって、市が一円も出さなくて済むわけではありません。約半分(内容によっては三分の一)は宇部市の負担です。国庫補助金には、臨時財政対策債(国に余裕がないから、宇部市の借金に付け回しで将来数年間の分割で国から交付税で返される)も含まれます。国の地方財政計画が変わればどうなるか、今のようにコロナ禍で国がじゃぶじゃぶ赤字国債を発行している状況では、本当に将来国が払ってくれるのか不安です。国家の赤字は国民の赤字(将来の国民の負担)です。
 宇部市の市税収入は年間約240億円です。わかりやすいイメージで言うと、年収240万円の人が、家を改築中に親からの援助と借金をして車や液晶テレビ・パソコン・スマホなどを購入しようとしている状況です。
 令和2年度の決算は来年9月に審議されますが、市債が大幅に増えていることは間違いないでしょう。コロナ禍に紛れて予算を大幅に増やしていますが、宇部市の財政は大丈夫でしょうか。これまで市債を圧縮してきた市長の任期は来年7月までですが、その後市債が大幅に増えるというシナリオが見えてきます。それでいいのかと議論を重ねているのです。予算を組むのは市長ですが、予算案を可決するのは議会です。議会の真価が問われます。

 安倍総理が辞任の意向2020.8.28
 午後2時過ぎ、「安倍総理が辞任の意意向」というニュースが流れました。株式市場も大荒れでした。

 市役所周辺にぎわい創出検討特別委員会2020.8.28
 午前10時から、市役所で「市役所周辺にぎわい創出検討特別委員会」がありました。旧井筒屋宇部店跡の利用計画案の最終案が示されました。9月3日(木)から始まる9月議会に「トキスマにぎわい交流館条例」が提出されます。それにCCC(カルチャー・コンビニエンス・クラブ)のまちなか図書館とカフェ、子どもプラザなどを設置する条例です。
 議会に上程される議案の事業内容の説明でした。31日に記者発表されます。
 一番気になる、事業予算ですが、工事費などの初期費用が約34億円(うち、市の支出分は約20億円)、毎年の運営経費(指定管理料1億9千万円など)が約2億1千万円です。
 これを、議会がどう判断するかがこれからの話です。事業は来年度の工事予定で、令和4年からの営業開始です。
 午後から、産業建設常任委員会でも説明がありました。
 
 9月議会の議案は、すでに議員に配布されています。その中で、ごみ焼却施設の「延命化工事」(たぶん、建物はそのままで、現在66Tの焼却炉が3炉ある焼却設備の新規更新だと思います。内容はこれから明らかになります。)で約38億円の契約締結の承認案も出ています。現在のゴミ焼却炉はガス化溶融式で、維持管理や修理費に金がかかりすぎる市民に負担の大きい焼却炉です。現在の焼却炉の寿命が来たら、(他市の例がある)別な安くできる焼却方法を議会が提案していたにも関わらず、市は現在の方式のまま延命化の方針を貫いています。理解できません。
 現在工事中の新市庁舎の工事費は約113億円です。レッドキャベツ跡にスーパーが入る予定だと聞いていますが、3階部分に公的施設が入ることを検討中です。国の補助金をあてにしています。山口県健康福祉センター跡地も市が購入(約2億円)を検討中です。恩田スポーツパーク構想(市民プールの件)はどうなったのでしょうか。9月議会で明らかになるでしょう。
 9月議会は、令和元年度の決算も審議されます。市の財政は大丈夫かと、国の問題だけでなく、地方も心配されます。

 一般質問は、9月7日(月)から始まります。私も9番目に一時間の持ち時間で質問します。質問日は8日(火)の午前11時頃になるのではないかと予想してます。議会運営委員会で決まります。

 子どもの頃の夢を見た。2020.8.21
 昨日は将棋の藤井聡太棋聖が王位戦で史上最少年齢で二冠めのタイトル獲得したニュースで湧きました。私もアマチュア三段です。囲碁将棋には興味があります。

 ところで昨夜(今朝?)子どもの頃の夢を見ました。それは、子どもの頃の外で皆で遊んだ様子ですが、一人だけ異様な子ども(大人)がいじめられている様子でした。その大人(20代女性)は、子ども(私たち小学生)と走りながら遊んでいたのですが、子どもの頃には気がつかない事実がありました。今思うと、成長障害があり、体は大人ですが、心は子供と同じだったのです。それなのにそれを異様に思った子供たちは、遊んでくれと追いかけてくるその女性から逃げまわっていじめていました。
 大人になって、初めてそういうことだったのかと知りました。彼女の両親は、「自分たちがこの子供を残して先に死んでしまうが、どうしたものか。どんな子供でも自分の力で生き抜いて欲しいから、障害があろうとも親が助けたりしない。」と、言われていたそうです。
 今の時代は、人権問題が重要視され、あんなことはもうないと信じたいのですが、成長障害は目に見えないだけに、差別をしている子供にはわかりません。
 今でも、その光景を時々思い出し、悲しくなり心が痛みます。あの女性はどうなったのでしょう。存命だったらたら、もう80歳くらいでしょう。

 住民投票条例を作成中2020.8.20
 ここを宇部市の職員が見ていることは承知で書いていますが、さっそく反応がありました。
 議員提出条例の内容は書きませんでした。それは、今日のような反応を予想していたからです。
 すでに全国で約半数の地方自治体で成立している「住民投票条例」です。市長や議会が迷うような大きな案件を市民の投票で是非を問うものです。また市民からの住民投票の請求を条例化してわかりやすく準備するものです。
 議会事務局から、昨日の条例案について電話で話せないことがあるからと明日呼び出しを受けました。条例担当の議会事務局の職員には昨日充分に説明し、条例文章として体をなしているか、誤字脱字などのチェックだけお願いしたはずです。他の議員に見せる前だから執行部への守秘義務についても念を押してありました。
 たった一日しか経っていませんが、この動きに驚いています。
 提出予定の議案の内容は、議会が審議するものです。執行部ではありません。議員にも見せられない状態で、議会事務局経由で内容を聞いてくるには早すぎます。議員のHPを見て、議会事務局経由で議員に働きかけるのは、議会制民主主義に反するものです。
 議会事務局は、議会の仕事の補佐をするところと思っていましたが、そうではなさそうです。

 今日、議会事務局に行ったところ、私が心配した執行部からの動きではなかったようです。議案文章は、チェックができていました。最終原案ができてから執行部が法令チェックをするのでたった一週間では不可能で、9月議会に間に合わないそうです。

 議案は、議会提出らしく修正しています。全国の他市の条例分を読むと、同じ議案名前でも市長提出住民投票条例と、議会提出では違いが明確です。

 議案2020.8.19
 国会では、法案は内閣から提出されるか、議員立法で国会議員の有志が提出することもあります。日常茶飯事です。
 地方議会は、ほとんどが市長提案の議案です。議員から条例案提出ができないというわけではありません。
 昨日、9月議会に提出する予定で、ある条例案を私が作成しました。長年心に溜めていた条例です。完璧に書いたつもりですが、念のため議会事務局に、法令文書としてのチェックをお願いしました。何の条例かは後日のお楽しみにしてください。まだ議会の中で相談も始めていない条例です。三人の市議(全議員の12分の1)の署名捺印があれば議員も条例を議会に出すことができます。もちろん、本会議で過半数の同意を得れば、普通の条例になります。

 9月議会に向けて2020.8.12
 臨時議会は、8月7日(金)に終わりました。総額約10億3千万円(国からの補助金がほとんど)の補正予算が可決しました。お隣の山陽小野田市の補正予算が1億円未満だったことは驚きです。その違いは人口比だけでなく、言葉は汚いですが国の補助事業の食い方の違いです。限られた国の財源のなかから、国の補助メニューを見て地方が申し込んで国から予算をもらうわけです。国の補助金とは言え、国民の税金です。国から取れるものは取れという考えもありますが、国が持ってる国税(主には所得税)には限りがあるし、国の赤字国債で捻出した資金は国民の借金です。地方が無駄な国からの補助金を使えば、困るのは将来の国民です。
 今回の補正予算の中には、よく検討する時間も無しに、とりあえず急いで予算を獲得したのではないかと思える予算もあります。コロナ禍の土壇場で、本当に必要な予算だったか、国の大盤振る舞いには驚くばかりです。山陽小野田市が力不足というわけではありません。宇部市が何でも食うダボハゼという見方もできます。たくさんの新規事業を始めることで職員が大変なことになったことは間違いありません。財源が国だろうが宇部市の自主財源だろうが、費用対効果という面で検証すべきだと思います。

 9月議会に重要案件がたくさん出てくる予定です。議会と議会の合間は、会派を超えて話し合いの時期です。議員同士で議論しています。9月議会は9月3日から始まります。

 広島への原爆記念日2020.8.6
 今日は、広島へ原爆が投下された日です。NHKスペシャルで「証言と映像でつづる原爆投下・全記録」を見て衝撃を受けました。
 平成6年だったと思いますが、私が西サモアに青年海外協力隊で派遣中に、アメリカ人のグループとアメリカ人の家で飲み会(パーティー)をやった時のあるアメリカ人との会話を思い出しました。アメリカ人の青年達もまた、アメリカより派遣された平和部隊(アメリカンピースコ)です。
 ある青年と原爆の話になりました。そのアメリカ人が言うには、「日本人は真珠湾攻撃をやったし、原爆は戦争を早く終わらせるために仕方がなかった。」と主張しました。
 私は「Do you know, more than three hundred thousand peoples were killed by atomic bomb?」と言った後、彼の目が涙目になりました。 アメリカ人は、「原爆は戦争終結の為」ということを学校で学んでいますが、亡くなった人の数は教えられていないのでした。
 番組でも、原爆を投下した指導者たちの衝撃がすごかったことを証言していました。

 明日は、臨時議会の最終日です。

 個人のホームページです。2020.8.4
 このブログは、個人のブログです。市役所職員も見てますから、それを意識して書くようにします。議員と職員の間でいつもあったことを書くわけですから別にピリピリ監視する必要はありません。
 目的は、議会のことをもっと知ってもらって、市政に関心をもってもらうことです。
 一般の方にお願いです。宇部市の広報誌化している(と感じている)宇部日報よりも早く詳しくリアルに書いていますから、詳しい数字は間違うことがあってもお許しください。ここは公式議事録ではありません。むしろ、スピーディーにおおまかに一般市民に分かりやすい言葉で説明することを心がけています。議員本人が自分の周りであったことを書ているわけですから、宇部日報や山口新聞に載らないことをたくさん書いていると思います。
 愚痴や個人批判は書きません。事実かどうかわからない推測は、推測とはっきり書きます。火のないところに煙を立てることはしません。
 ただし、この私でも何もかも全てを書いているわけではありません。義務ではありませんから、書かない自由もあります。

 7月28日から臨時議会2020.8.3
 7月28日(火)から臨時議会が始まりました。主には、新型コロナ対策での補正予算です。補正予算約10億円のほとんどは国からの支出金です。
 29日(水)は宇部山陽小野田消防組合議会がありました。一日で終了しましたが、主な内容と補正予算と職員の給与改正の市町の専決事項の承認と消防はしご車他3台の購入案件でした。
 30日(木)補正予算の前期全体会があり。31日は委員会での分科会で補正予算を審査しました。
 8月3日(月)は午前10時より、常盤町のトキスマの二階で「市役所周辺にぎわい創出検討特別委員会がありました。新市庁舎の第二期庁舎の計画とトキスマの改造計画の説明と委員の意見発表がありました。
 まず初めに、旧宇部健康福祉センター跡地(郵便局向かい側の保健所)の土地を宇部市が購入しないと決めた経緯の説明がありました。
 新庁舎の第二期庁舎の検討委員会(市内の第三者的専門知識人8名で構成)は8月5日より11月までに3回開催されます。私はたった3回の委員会では、市が決めたことの追認委員会になるのではないかと発言しました。いつもの、「市民に意見を聞いた」とするアリバイ作りの審議会に似ています。審議会では質問などはほとんど出ていません。原案承認が既定路線ですから、市議会よりもタチが悪いと思います。
 6月議会で、市長が市役所二期庁舎の計画を再検討すると明言してますから、額面通り、再検討する前の段階なら、まず議会の特別委員会から意見を述べてもらおうと、特別委員会を招集しました。
 旧井筒屋跡の改造計画で、子どもプラザの具体案と4階の利用計画が示されました。肝心な工事や維持管理費用がどこまでかかるのかが確認できませんでした。現在基本計画中ですが、11月から実施設計が始まり令和3年度の工事になります。
 旧レッドキャベツの3階(一階はスーパー丸喜)に宇部市の公益施設を入れる考えがあることが執行部より示されました。屋上への機械式駐車場設備の改造費に国の補助金を投入できるのが理由です。最初から市が入るのが決まっていたのかという質問には「そうではない」という返事でした。

 市役所周辺の公共施設管理計画の変更が起きていますので、その計画案が確定しないと、どこの公共施設の内容も決められないという状況がはっきりしました。8月末をめどに市は決める予定です。多世代交流センターの機能変更、福祉会館と青少年会館の解体、新天町にある市民活動センターとFMきららの解体と移転、レッドキャベツ跡、旧井筒屋跡(トキスマ)、新庁舎の第二期庁舎、優先順位があるはずで、ひとつづつ決めていかないと、いくらでも増えていきます。まるでジグソーパズルのようです。一度決まった計画が、ひとつ市が(誰かの意見を聞いて)介入するたびに計画が振り出しに戻っているわけです。そういうのは計画が決まったとは言いません。恩田スポーツパーク構想も市民プールが必要という意見が起きた後、学校のプールと併用すると発表したあと、複雑な話に発展したので似たような進行状況です。こちらはジグソーパズルではなくキューピクルでしょうか。そういえば、神原・見初・琴芝の学校の統合の話も、ぶれにぶれて暗礁に乗り上げました。(最後にそれぞれの自治会連合会から統合を望む要望書が出ても実行できませんでした。)

 特別委員会は、今回は議員のみ公開で行われ、委員外の議員も数人傍聴がありました。次は8月末頃に行う予定です。

 市内3人目のコロナ2020.7.16
 本日、市内3人目の新型コロナ感染者が出ました。20女性で感染源は大阪らしいです。(テレビのニュースから)本人の濃厚接触者は3人で、検査結果は今日中にわかります。広がらないことを祈ります。
 今日の東京都の感染者も過去最大の280人を突破する模様で、このままだと恐怖を感じます。
 ワクチンができるまでは、こういう状況が続くと言われていました。経済を止めても、人間の息の根は止まります。コロナと共にどう生活していくか、まだわかりません。一日も早くワクチンができて普及することしか解決はないのではないかと思います。

 災害情報とIT化社会2020.7.14
 昨夜の雨は豪雨でした。大雨警報が出ましたが、テレビでは地球温暖化の影響で、これからも豪雨が続くと言っています。
 土砂災害警戒情報という警報の一つ上のランクがあります。毎日警報が出て、そのたびに全域が避難や警戒するというと、空振りになったところにとって「オオカミ少年」となり、これも危険です。避難情報が空振りになる確率は9割以上だそうですが、避難情報が無駄とは思いません。
 私は、雨雲予想のアプリをスマホに導入し確認することにしました。これからの災害対策は、各自でできることをやって、情報を自分で確認できるようにすることも必要でしょう。高齢者には難しいこととされていますが、これから高齢者になる予備軍が、IT社会に対応できることが将来にとって大事です。
 それと、これから建てる住宅は、低地を避けて災害に強い場所に地盤面よりできるだけ高く建てることが大事だと思います。近くに河川がある場合、平常時にどんなに河川より高くても、山間部では特に危険率が高いことを意識した方が良いと思います。

 梅雨前線の停滞2020.7.10
 昨日の昼間は久しぶりに雨が上がりましたが、夜からまた雨になりました。
 今年の梅雨前線は日本列島に停滞したままで、多くの被害を出しています。太平洋高気圧が活発化すれば梅雨前線は日本列島の北に移動するのですが、まだ梅雨が終わる気配がありません。
 今日は、午前10時から議員の会議がありました。

 宇部・山陽小野田消防議会2020.7.9
 昨日、午前10時から宇部・山陽小野田消防組合議会の全員協議会がありました。消防と救急は、それぞれの議会から切り離され、宇部市と山陽小野田市がこの消防組合を設置して行っています。山陽小野田市からは3名、宇部市議会からは6名の代表が市議会から任命されています。消防と救急に関することは、この議会で決定します。市境がほとんど一体化している両市が消防と救急を一緒にやるのは、行財政の面からも広域行政のメリットがあります。

 梅雨前線が2020.7.7
 一昨日は熊本県球磨川流域で氾濫があり、今日は福岡県筑後川流域で豪雨と氾濫が起きているようです。徐々に大雨地域が上昇しています。梅雨前線は北へ上昇して梅雨が終わりますから、次は山口県です。
 梅雨に長雨が降るのは当たり前ですが、近年集中豪雨を伴っていて災害がセットになっています。河川が危険なのか、雨量がすごいのか、死者や行方不明者があんなに多く出ているので、ハザードマップが役に立っているのか疑問です。また想定外の大雨と言われるのでしょう。いつも想定外では、防災マップが信用されません。ハザードマップがあっても被害を防げないのはなぜでしょうか。
 テレビでは、専門家が早めの避難を呼びかけていますが、雨が降ったくらいでいつも避難することはできません。現実的な対策が必要です。
 宇部市でも、私が初めて市議会議員になった頃の土木建設の予算は今の倍以上ありました。逆に言えば、今は当時の半分になっています。途中、民主党政権で「コンクリートから人へ」という言葉が流行りました。おかげでどれだけ現在の災害の被害を増やしているか、想像すると恐ろしいものがあります。近年の災害が想定外という前に、災害対策に予算を十分つぎ込んでいなかったのではないでしょうか。コンクリートで造る橋や擁壁などのインフラは毎年ある程度更新していかないと寿命があります。日本は災害大国と言われています。その対策の予算は命に関わる予算と言えます。あのまま球磨川にダムができていたら、被害はもっと小さかったかもしれません。

 宇部市で2人目2020.7.6
 一昨日、宇部市在住の40歳代の市民がコロナに感染し、防府市内の指定病院へ入院したそうです。感染がわかったのは北九州の病院だそうで福岡県でカウントされます。感染した場所の特定はできませんが、鹿児島で感染した疑いが濃いそうです。職場などの濃厚接触者は陰性だったそうです。宇部市内に濃厚接触者はいません。宇部市は、平常通りを決定しました。

 新規事業が補正予算からスタート!?2020.7.3
 地元新聞社が書かないようなことをここに書きます。
 最近、宇部市ではさまざまな事業が展開中ですが、近年多くの事業が、新年度の予算からではなく、年度途中の補正予算から始まっています。これはどういうことかというと、年度途中で新規事業を開始することは、良く言えば「政策遂行に敏速性がある」ということですが、悪く言えば、「補正予算は各委員会で審査されますから、議会全体で事業全体を詳しく審査できていません。」新年度予算は議会全員で特別委員会を組織して細かく審査します。小さい金額の補正予算で事業スタートし、本予算で大きく予算を組むと、事業自体が継続事業なので、議会からチエックが入りにくいのです。議会を通りやすいように、「小さく補正予算に出して大事業を可決しやすいようにしているのか」と議員からも批判は出ています。新型コロナ対策など、緊急時の対応は仕方がないでしょう。大型事業は、思いつきのように急いで補正予算に出すのではなく、しっかり検討した上で、新年度予算から始めるべきです。
 3月の新年度予算に追加で大きな事業が上がった時に、「これはすでに事業として議会が認めているもので、継続事業です。」という説明で、予算が通りやすくなります。
 この手法を取るのは議会軽視です。議会に事実を隠しているとみられても仕方がありません。議会も疑ってかからねばなりません。予算書に載っている「債務負担行為」などはいい例です。何の為の予算なのか、議員が聞かないで執行部から説明がなかった場合、議会が見過ごす場合があります。藤田前市長の時には、こういうことは考えられませんでした。
 何度も言いますが、市長がどんな手法を出してこようが、議会がしっかりすればいいのです。基本的に、予算案は市長が作成することができますが、議会の承認無しに使えません。

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