昨日、山口県が国の緊急事態宣言から解除されました。引き続き、三つの密に気をつけなければならないことは絶対で再度宣言が発令されないように気を付けたいと思います。 法律に基づく緊急事態宣言が解除されたことの意味は、制限下では罰則規定はなかったものの、外出制限下の不要不急の外出や飲食店の自粛要請を無視することは違法だったわけです。解除後は、イベントや会合をしても、主催者と施設管理者の違法性は無くなります。 罰則規定がないことが、「法律に違反している」とまで認識がなかった人も多かったと思います。多くの日本国民は、罰則規定が無くても、8割近い人が外出を控えました。当初、8割減らすことは無理だと言われていました。しかし、できたわけです。 日本人は、もともと欧米と比べ、もともとソーシャルディスタンスがあった国民だと言われています。初対面で握手やハグをする国民習慣はもともとありませんでした。距離を保ちお辞儀をするのが日本文化です。全ての武道に「間をとる」とか「間合い」という言葉もあります。 また、日本人の性格に「他の人と同じ行動をして目立つことは良くない」という考えもあります。日本人は百姓根性ですから、田に水を引く時「同じ時期に」やるのが常識で、自分勝手な「我田引水」をして皆が困ることはできない性格です。良くも悪くも、この日本人の性格が、罰則がなくとも8割削減を実行できたのだと思います。 日本には神様がいます。日本人の心のどこかに「おテントウさまが見ている」というのがあります。日本人のコロナによる死者数が極端に少ないのは、こういうすばらしい日本人魂というのがあると思います。 |
|