宇部日報一面に最近毎日、船木、厚東地区を走る国道2号線のことが記事になっています。よくこんなに詳しく調べたものだと、大変参考にしています。国道2号線のバイパスについては、藤田市長時代、議会答弁で「国土交通省からの返事では、今の段階では大変困難だ」と、言われています。しかしながら、この地元の要望は継続していかなくてはいけません。時代が民主党政権に代わり、事業仕分けで道路が後回しにされている懸念がありますが、本当に必要なものは造らなければならないと思っています。 特に私は、もうここらで「公共工事は無駄」という間違った感覚を捨て去らないと、日本経済がどうにもならなくなると心配しています。税収の大幅減、失業者の増加、新卒者の就職難、年金の未納増加、これらは景気と多いに関係があり近年の世界経済が悪いときの公共工事予算の大減少と無縁ではありません。
山口宇部有料道路が来年4月に全面無料化するそうですが、収入がなければ道路の維持改良の財源はどうなるか心配です。通行料金が無料ということは道路を使わない人も含めた税金から捻出することになります。特に、宇部インターから山口宇部空港側の出口までは相互通行の片側一車線のままです。財源が税金ではそう簡単に事業費はでないでしょう。無料化は経済の縮小という話であって、本当にいいかどうかわかりません。 |
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