昨夜は、若き経営者の会のOBと現役合同新春の懇親会がANAクラウンプラザホテルでありました。 ニュースで、2060年には日本の人口が約4千万人減って8千万になって、65歳以上の高齢者が全体の約4割を占め、一人当たりの高齢者を支える生産年齢人口は1.3人という数字を見ました。年金制度は世代間を支えるもので、現在納めている年金は今の年金受給者を支えるものです。 現在でも、4人が一人の高齢者を支えている年金制度が破綻寸前というのに、今の年金を払う世代が受給者になった時、制度が成り立っているはずがありません。1.3人までいかなくても、2人が1人の高齢者を支える時代はすぐ来ます。 増税なしに年金制度を維持させることができないことが解りきっていれば、これを今の若い世代がどう理解すればいいのでしょうか。消費税率を上げれば解決するとは思えません。年金の充実を期待するより、自分の将来のことは自己責任で自分のために積み立てていくという選択肢がなかったのが不思議です。 国家は、真に困った人だけを助けるのが本当ではないでしょうか。生活保護も同じです。平等に救うという考えは、世代間の不平等を作っているように思えます。年金制度や医療の国民皆保険は当たり前のようで、少子高齢化社会では国民に相当な負担を強いる制度だと思います。 税金を何倍も上げてまで国民は年金に期待しているかどうか、一度国民に問うてみるのはどうでしょうか。 |
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