[NAO活動日誌]
2010年元旦よりシステム変更に伴い「活動日誌」がリニューアルいたしました。
 昨年までの日誌は画面下の「過去の日誌」でリンクされております。
 平成22年度予算審査特別委員会2010.3.17
 今日から予算審査特別委員会です。午前10時から、市役所4階の委員会室で行われました。一般市民のかたの傍聴者は0でした。
 市長の予算についての説明のあと、総括質疑で私他3名が質問しました。私は、「10億円の市税収入の減額と、国からの合併支援措置が終わったことによる地方交付税減額が予算に与えた影響」と、「職員減員の予算なのに、平成21年度よりも残業手当が増加している理由」について尋ねました。
 夜、岡村精二後援会の役員会で河長に行きました。
 写真は、しばらく「くすのきカントリーマラソン」です。

 市議会は予備の日2010.3.16
 今日は、昨日で常任委員会が終わったので予備の日となりました。
 午前中は仕事に行きました。久しぶりの出勤で、仕事が溜まっていました。午後から市役所で、明日からの予算審査委員会の準備をしました。

 常任委員会で2010.3.15
 今日は、常任委員会がありました。各議案は、本会議で審議議決される前に、それぞれ関係の常任委員会で審査されます。私は都市建設委員会に所属しています。今日の都市建設委員会に付託された議案には特に問題となる議案はありませんでしたので、私は午前中で終了しました。自分の委員会が終わったあと、文教民生委員会を傍聴しました。一般市民は5名まで傍聴できますが、議員には傍聴の制限はありません。
 午後も継続して開催された文教民生委員会では、身体心身障害者への給付金を廃止する議案や略称「子どもすくすく条例」などの審査がありました。結論からいうとこの二つの議案は継続審査となりました。つまり可決に至らなかったということです。
 「子どもすくすく条例」には、ボランティア団体の責務、市民の責務などが書かれており、これには違和感があります。ボランティアは自発的であり義務や使命を誰かに言われてやるものではありません。条例で責務として位置づけると、逆に責務を逃れるため見て見ぬふりをすることを助長しかねません。今の世の中はある意味(面倒なことに関わりあうことを極力避ける傾向、個人主義)で冷めています。
 またこの条例には、「親は子どもをすくすくと育てる責務がある」というように、誰でも知っている当たり前のことが書かれています。いわゆる理念条例なのですが、この当たり前のことを書かれた条例制定をPRするための予算が約467万円(パンフレット作成費67万円を含む)も計上されています。事業仕分けでさまざまな団体への補助金などを削り、事業の大幅な見直しをやっているのに、こういう当たり前の理念を普及するためとして、400万円以上もの補助金を出すのは無駄ではないでしょうか。
 子どもを社会で育てることを意識させるとか、子どもを社会が大事にすることに反論はありません。しかしすでに県条例にも同様の条例はあるのに、その県条例すら周知できていないし、それだからといって市が条例を制定して(事業仕分けで他の補助金を削りながら)予算を使うことはおかしいという反対意見が続出しました。
 これまでも市長が提案した議案には市議会も真剣に審議してきました。議会の役割として、市長の提案に納得できない場合は、こういうふうに継続審査となるか否決されることもあるのも、議会の存在価値でしょう。市民の代表である市議会議員の仕事だと思います。
 写真は、昨日のくすのきカントリーマラソンの一風景です。

 くすのきカントリーマラソン2010.3.14
 午前9時半から、中央公園コートで開催された『近県クラブ対抗ソフトテニス選手権大会』の開会式で挨拶したあと、『くすのきカントリーマラソン』に行きました。すでに道路規制が行われていて、やっと万倉に着いたのは、開会式が終わってフルマラソンの部のスタート直後でした。(写真)
 万倉ふれあいセンターがスタートゴール会場ですが、すぐそばに『こもれびの郷』があります。

 議会質問の次は委員会2010.3.13
 昨日で会派代表質問、議案質問、個人質問がすべて終わりました。次は月曜日に各常任委員会で議案についての審議があります。私は都市建設委員会です。12月議会から、先着順に5人まで一般の市民も傍聴できます。部屋が狭いので人数制限があります。
 今回の多くの議員の質疑では、市長の政治姿勢や政治信条などを問う質問と、事業仕分けによる歳出の構造改革についての質疑、マニフェストに関する質疑(イノベーション大賞やご近所福祉など)についての質疑が多いように思いました。
 中でも、UBEビエンナーレ(二年に一度常盤公園で開催される現代美術彫刻展)についての考え方を問う質問が目立ちました。その理由は、久保田市長があるロータリークラブの卓話(藤田前市長もいる目の前)で、ビエンナーレの予算が無駄であるような話をされたそうで、「もう久保田市長の代でビエンナーレを止めるのではないか」という噂が広まっているからです。
 「ビエンナーレの予算を削減するけれどもやる気はある」という久保田市長の回答には皆驚いていました。まあ、来年50周年を迎える記念の年ですから、少しは安心というところでしょうか。

 12日(金)夜、中央公園コート管理棟で宇部ソフトテニス連盟の総会がありました。

 写真写り2010.3.11
 今日も議会中です。一般質問の三日目です。
 今日の宇部日報に昨日の私の議会質問のことが載っていました。
この写真は4年前のもので顔に髭があります。写真写りがあまり良くないという指摘をされて、笑顔の練習を鏡を見てやっています。本物はそんなに悪くないと思うのですが・・・生の顔を見てください。

 議会質問初日2010.3.9
 今日から議会質問が始まりました。今日は会派代表質問で順番に3人(持ち時間2時間)が登壇しました。本会議は午前10時から午後5時過ぎまだありました。
 私は明日10日(水)午後1時から2時間の予定です。ぴったり1時に始まりますが、少し早めに終わるかもしれません。
 3月7日(日)の読売新聞朝刊に骨髄バンクのことで私の写真入で大きく記事が載っていました。(写真)

 ここをサボっていますが・・・2010.3.6
 毎日昼間は、市役所でヒアリングを行っています。
 4日(木)夜、たのもしがありました。昨日5日(金)夜は、4月4日(日)に行う予定の『神原さくら祭り』の実行委員会が、神ふれあいセンターでありました。
 今日は、フジグラン宇部店で『骨髄バンクドナー登録会』を行います。午前10時から午後3時までです。夜は自治会の総会です。

 代表質問2010.3.3
 昨日と今日、朝から夜まで3月議会の会派代表質問のための会派の打ち合わせと執行部とのヒアリングを行いました。私の質問の内容は下記の通りです。質問の日は3月10日(水)午後1時からの2時間と決まりました。

1.久保田市政が目指す宇部市の未来像と行財政改革について
(1)目指す未来像は。そのための重点施策はなにか
(2)経常収支比率、実質公債費比率、市債残高の目標値
(3)収入対策プロジェクトチームの成果は
(4)市職員の定員及び給与の適正化の推進の内容
(5)人員体制を含めた仕事の進め方の見直しと予算積算基準の統一的見直しの内容

2.事務事業の総点検について
(1)総点検による廃止・縮小・節減が市民へ与える影響
(2)任意団体への補助金や助成金についての考え方
(3)市民と協働する社会を実現するため、行政はどう努力するか

3.景気・雇用・産業力の向上対策について
(1)イノベーション大賞の創設及びトップセールスによる企業誘致の効果と見通し
(2)景気対策及び雇用対策は平成22年度予算にどう反映されているか
(3)公共工事の取り組み
(4)新たな地域ブランドの創出と環境産業の創出

4. 広域の中心都市としての整備充実について
(1)交流人口の増加対策
(2)市役所建て替え計画と中心市街地活性化対策は
(3)文化芸術・スポーツの振興
(4)常盤公園、山口宇部空港、楠こもれびの郷、アクトビレッジおのの活用

5.「宇部市次代を担う子どもをすくすくと育てるための市民や社会の役割に関する条例」について
(1)過去にこの条例がなくて困ったことはあったか。これからなぜ必要か
(2)ボランティア団体の責務を条例化するのはなぜか。

 3月議会初日2010.3.1
 今日から3月議会です。私は、会派の代表質問(持ち時間2時間)をやります。質問の日は10日(水)だろうと思います。
 夜、かたばみライオンズクラブの例会がありました。

 小泉進次郎の人気2010.2.28
 フジグラン宇部の前で、午後4時半から自民党の街頭演説会がありました。小泉進次郎衆議院議員や丸川珠代参議院議員、岸信夫参議院議員、河村建夫衆議院議員らの演説がありました。さすがに小泉純一郎の息子の小泉進次郎の人気はすごかったです。演説のうまさも、親譲りでさすがです。

 マックスバリュー2010.2.27
 写真は、東新川駅近くにあるマックスバリューです。マックスバリューは、イエローシートで骨髄バンクのボランティア活動に寄付を頂いています。

 市長も議員も市民の代表2010.2.26
 25日も市役所で、来年度予算の『事業総点検』見直し事業一覧表のチェックをしました。3月議会は3月1日からですが、予算案や議案について会派で協議しました。久保田色が出ていると思いますが、納得がいかないことがたくさんあります。私は、会派の代表質問をやることになっています。疑問点は、しかっかり議会で質問したいと思っています。
 26日も市役所にいます。毎日情報収集と議案についての研究です。藤田市長時代には、議案は議員との協議を通して(普段からの執行部の議員に対する情報収集でも議員の意見が市長に通じていた)しっかり議員の意見も反映されていましたから、提出時には安心感がありました。久保田市長になってからは、委員会で事前協議はあったようですが、(執行部の助言よりも市長の意思が強力らしい)議員の全てが納得しているわけではありませんので、関係委員会以外の者はこれから議会で精査して賛成か反対を決めることになります。
 市長も選挙マニフェストを掲げて市民に選ばれた代表ですが、市議会議員ひとりひとりも、市民に選ばれた代表です。しっかり議会で議論したいと思います。
 夜、宇部ソフトテニス連盟の理事会が中央公園コート管理棟会議室でありました。

 神原校区ふるさと元気懇談会2010.2.24
 23日(火)夜、神原ふれあいセンターで久保田市長の『ふるさと元気懇談会』がありました。(写真)私は議員ですから発言は謹んで、皆さんの意見を聞くために参加しました。
 23日午前中は、県庁に骨髄バンクの用事で出かけました。
 24日は、昼間は市役所で会派の会議でした。来年度予算の『事業総点検』見直し事業一覧表のチェックをしました。
 夜、かみかぜのたのもしでした。

 3月議会前の準備2010.2.22
 22日(月)は夜、神原ふれあいセンターで防犯指導員の会議がありました。私の防犯指導員は今年度で終わりです。
 写真は、北里柴三郎記念館に立つ迎賓館の床の間です。迎賓館は、北里柴三郎の親しい科学者が来日された際にもてなすために建てられたものだそうです。

 ダイサン会コンペ2010.2.21
 一昨日の19日(金)は、市議会の全員協議会があり、平成22年度に向けての久保田市長の事業仕分けの内容の説明がありました。驚くような内容でした。これからよく見てみます。
 夜は神原会が港町の「龍宮」でありました。
 昨日20日(土)は、宇部72CC江畑池コースでダイサン会ゴルフコンペでした。
夜は、神原校区文化体育委員の研修会が山口市秋穂の民宿「しらい」でありました。
 今日は、仕事の整理や片づけをしていますが、午後万倉へ行き地元の人と意見交換があります。
 写真は、小国町の北里柴三郎の生家です。迎賓館の二階からの撮影です。

 寒い2010.2.18
 夜、神原レインボーのボーリングです。パークレーンです。
 天気予報では、今日の天気は曇りときどき雪。また寒い一日です。
 一昨日より始めた『ツィッター』の使い方がまだいまいちよくわかりません。そのうち慣れるでしょう。
 写真は、小国町にある北里柴三郎の迎賓館です。昨日の図書館の隣にあります。

 骨髄ドナー登録会2010.2.17
 3月6日(土)午前10時から午後3時まで、フジグラン宇部店において骨髄ドナー登録会を行います。昼間、その準備をしました。当日、献血併行で『若き経営者の会』の協力で、正面玄関入ったところで毎年この時期に行っています。
 先日、熊本県小国町にある北里柴三郎記念館に行ってきました。記念図書館だった建物です。(写真)

 かたばみライオンズクラブのアクティビティー2010.2.16
 午前中、市役所でした。
 午後1時半からは、かたばみライオンズクラブの活動で、ゆめタウンで献血の呼びかけをしました。
 今日から今話題の『ツイッター』を始めました。まだ本格的ではありません。携帯から、本音を軽く書き込もうと思います。
 

 神原防犯パトロール2010.2.15
 夜7時から8時まで、神原防犯パトロールがありました。かたばみライオンズクラブの例会と重なりましたが、欠席です。
 写真は南野知恵子(のうの)元法務大臣です。一見、太ったおばちゃん的雰囲気ですが、元法務大臣です。元看護師だそうで、宇部に長く住んでおられたそうです。

 映画を見る2010.2.14
 昨日、夕方少し時間があったので、フジグランで映画を見ました。吉永小百合主演、山田洋二監督の「おとうと」です。何か心を打たれる名作でした。映画館で映画を見るのは何年ぶりでしょうか。久しぶりに映画を見ました。映画料金も知らなかったのですが、定価1800円ですが、フジグランのカードを提示すると1500円でした。定価で見る人はいないのではないでしょうか。
 写真は、先日の「奮起を誓う会」で挨拶をされた林芳正参議です。

 2010.2.12

 小野杯インドアソフトテニス選手権2010.2.12
 昨日11日、中央公園コートで、小野杯インドアソフトテニス選手権大会(旧山口県選抜ソフトテニスインドア選手権)がありました。小野杯というのは、2年前に亡くなられた小野晴彦さん(山口県ソフトテニス連盟副会長、宇部ソフトテニス連盟副会長)の功績を称えるためにできた大会です。
 参加選手は、前日に宇部市体育協会の優秀選手表彰を受けたばかりの選手も参加していました。今年7月に、宇部市で開催される全日本実業団選手権大会に出場する選手達です。すばらしいプレーに魅了されました。

 宇部市体育協会優秀選手表彰2010.2.10
 午後1時から、宇部市野球場で、宇部市体育協会優秀選手表彰式がありました。
これは平成21年度のスポーツ全国大会で活躍したチームや選手を、宇部市体育協会が栄誉を称えるものです。ソフトテニス関連では、国体で4位、全日本実業団選手権で
3位になった宇部興産チームや国体で個人6位の宇部工業高校などが表彰を受けました。

 確定申告と神原の歴史2010.2.9
 午後、宇部興産ビル4階での確定申告に行きました。資料不足で、一度は家に帰り、二度目で完了です。パソコン入力ですが、まだ早い時期なので職員から親切に教えてもらえました。
 午後7時から、神原ふれいあいセンターで、社会教育推進事業のまちづくり事業として『神原の歴史』を学びました。講師の先生は地元の元教師の杉山さんでした。神原だけの歴史ではなく、中心市街地のことや、戦争での宇部大空襲などの話をされました。

 国民新党が日本を救う?2010.2.8
 2月4日に、ここで「日本解体の危機」と書きましたが、今朝下記のニュースがありました。 「民主党がいくらのぼせても・・・」というところが冷静です。この件では、国民新党の亀井静香が孤軍奮闘しているというところでしょうか。

 『亀井静香金融・郵政改革担当相(国民新党代表)は7日、広島県尾道市で開かれた地元企業の会合であいさつし、政府が今国会に選択的夫婦別姓制度を導入する民法改正案を提出する予定であることについて「夫婦なのに名前が違うのがあるべき姿なのか。私は反対だ」と明言した。
 亀井氏はまた、政府が提出を検討している永住外国人に地方参政権を付与する法案にも言及し「国民新党は二つとも反対だ。民主党がいくらのぼせても、国民新党が反対する限りは(政府は)絶対に提出しない」と述べ、法案を決定する閣議で署名を求められても拒否する可能性を示唆した。』

 奮起を誓う会2010.2.6
 昨夜、全日空ホテルで自由民主党宇部支部の『奮起を誓う会』がありました。約400人が集まりました。
 国会議員は、河村建夫前官房長官、安倍晋三元総理大臣、林芳正前経済産業大臣、南野知恵子(のうの)元法務大臣、岸信夫参議院議員が来賓で挨拶されました。
 挨拶で、印象に残ったのは、岸信夫参議が「私が今年戦う民主党の候補はまだ決まっていないようだが、私が戦う相手は民主党ではなく古い自由民主党です。我々は新しい自由民主党をつくっていかなくてはならない」という言葉でした。
 民主党の小沢幹事長の不起訴は決まりましたが、白と決まったわけではなく証拠不充分の限りなく黒に近い灰色です。小沢一郎という政治家は、旧自民党の田中派や経世会(金丸、竹下)の流れであって、古い自由民主党の体質そのものです。それが民主党という名前に変って結集しているのが今の民主党であると思います。確かに若い新しい人が参加した民主党ですが、幹事長の秘書が逮捕されても責任を追求する声が上がらず、「民主党には自由がない」とも言われる始末です。
 安倍信三元総理が近くに挨拶に回られたので、ツーショットで撮ってもらいました。
 

 屋根付きコート2010.2.6
 市内インドアB級C級ソフトテニス選手権大会が、中央公園コートでありました。写真のように、屋根付きのコートでありました。昨年までは、俵田体育館で行われていたものです。
 このコートに初めて立った時、宇部市でこんなに立派な会場でテニスができるのは最高だと感激しました。来年の山口国体のソフトテニスの会場になるため、22面のコートを整備中ですが、現在は最後のセンターコート2面を建設中です。完成後に立派な公園コートを是非見に行って欲しいと思います。7月には全日本実業団選手権大会が、国体のプレ大会として盛大に行われます。
 肝心の一般利用者状況ですが、土曜日の午前中は、インドア4面でソフトテニス大会、他6面で公式テニスの利用者がプレーを楽しんでいました。夜は照明付き屋外コートが6面と屋根付きコート4面で楽しめますが、夜はいつも満員の状況だそうです。照明付きコートを増やしてもらえば良かったと思いました。

 日本を日本でなくする国家解体法案2010.2.4
 在日外国人に地方参政権を与える法案に続いて、第二の特高(公権による国民弾圧)になる可能性が高い人権擁護法案まで提出するようです。テレビでは朝青龍のニュースばかりやってますが、こういう国家の危機につながる法案について報道していません。大変なことになりました。

◆人権救済法案 首相「早期に提出」「日本解体法」そろい踏み?
(産経 2010/2/4)
 鳩山由紀夫首相は3日の参院本会議での代表質問に対する答弁で、民主党内で検討されている人権侵害救済法案(旧人権擁護法案)について「できる限り早期に国会に提出できるよう努力を約束する」と表明した。また、「差別問題をはじめ数々の深刻な人権問題が後を絶たない。人権救済機関の創設は非常に重要だ」と必要性を強調した。民主党の松岡徹氏の質問に答えた。

 首相が同法案の提出に強い意欲を示したことで、永住外国人への地方参政権(選挙権)付与法案や夫婦別姓法案と合わせ、与野党の保守系議員らが「日本を日本でなくする国家解体法案」と指摘してきた3つの法案が今国会でそろい踏みする可能性が出てきた。

 民主党の救済法案は、各省庁の上位に、独立性が高く他の機関のチェックの及ばない「第2の司法機関」ともいうべき人権侵害救済機関を設置することを柱としている。

 かつて自民党政権も党人権問題調査会を中心に法整備を検討し、平成20年に法案(太田誠一調査会長私案)をまとめたにもかかわらず、結局は国会提出に至らなかった。人権侵害防止は他の法令で可能とされる上、法案は肝心の「人権侵害の定義があいまい」で「救済機関の権限が強大」と指摘されたためだ。また、公権力による民間の言論活動への介入の根拠となるだけだとの意見も多数出された。

 一方、民主党は昨年の衆院選マニフェストで「人権侵害救済機関の創設」などを掲げ、千葉景子法相は就任直後の9月17日の記者会見で、「国際的にみても(設置が)当たり前の機関だ。実現に向けて早急に取り組みたい」と語っていた。

 ただ、民主党案は自民党案よりさらに大きな問題点も指摘されている。1つは、焦点の救済機関を自民党案の「法務省の外局」ではなく、首相官邸直結の「内閣府の外局」に設置することだ。政府と党の一体化を進める民主党政権では、党の意向がより反映されやすい。さらに、救済機関を中央だけでなく、各都道府県に置くことや、立ち入り調査などを行う人権委員に国籍要件を設けないため、外国人の就任も可能とされることも問題視されている。

 救済機関は、人権侵害の申し立てがあれば、立ち入り調査のほか、調停や仲裁、勧告、公表、訴訟参加など国民生活の隅々にまで介入・干渉する司法権を持つ。また、報道機関には努力義務を課すなどメディア規制色も強い。

 これらは、民主党の支持団体である部落解放同盟の要望をほぼそのまま取り入れたものでもある。野党議員からは「人権救済とは名ばかりで、政府や特定団体による『人権抑圧法』だ」との批判もある。

 規制緩和は景気対策2010.2.3
 記憶に新しいと思いますが、姉歯事件で構造計算書偽装事件が世間を騒がし、その結果建築確認行政の規制が厳しくなりました。たとえば、建築確認における構造計算書の作成は、一級建築士の資格を持ち、かつ構造設計の実務経験5年以上の者が受ける構造設計一級建築士の資格を持った者でないとできないことになりました。その構造設計一級建築士の合格率は一般の(設計事務所に勤務する)一級建築士では2割前後でとても厳しいものです。

 それだけでなく、建築確認においては審査機関の側も、構造設計一級建築士の資格を持った者でないと審査もできないことになりました。現在は不況の最中ですから、仕事量が少なく審査が滞ることは少ないようですが、それでも建築確認申請を行政が受理するまで以前より数倍の日数がかかるようになりました。構造設計においては、申請に関わる建築主の費用負担も大きく増えました。

 そもそも建築確認とは、建築士が行う建築行為を書類として事前に行政に申請し、行政が建築基準法に照らし合わせて合法であることを「確認」する行為であって「建築許可」ではありません。
 姉歯事件では、行政が許可した(?)として行政も責任を問われましたが、行政は国家資格を持った建築士の仕事を確認したのであって、本来は中味については国家資格を持った建築士の責任だと思います。

 姉歯事件の時、行政に責任を取らせたいという国民感情は理解できますが、結果的に行政は責任を取らないばかりか、建築士の構造計算に関わる資格を厳しくし、審査を厳重にすることで解決を図りました。あの偽装事件は資格や能力の問題ではなく、行政の専門家まで騙せるような能力まで充分あったから偽装できたのであって、そもそも構造計算の資格の問題ではなく、建築士のモラルの問題だったと思います。建築する側の自己責任だと思います。

 ここで重要なことは、これまで行政は自らの責任を逃れるために、あの手この手で規制を厳しくしてきました。この結果、経済行為という面からいうと、厳しくなった規制は経済の行為の足を引張り、血液でたとえるなら動脈硬化の原因になっていると言えるでしょう。これも不況の原因のひとつです。

 私の考えは、「行政は、責任を取らないのなら口は出すな」です。建築確認においては、他人に迷惑をかけるかどうか、集団規定の部分(たとえば建ぺい率や容積率、道路斜線)だけを審査して、個人の行為の部分(たとえば構造計算、採光、避難、防火など)は国家資格である建築士の責任において行われるべきであると思います。医師や弁護士など国家資格というものはそういうものです。

 景気対策では、お金をばら撒くよりも、さまざまな経済行為の中で「規制緩和」がもっとも有効なのではないでしょうか。経済が活性化すると思います。
 ちなみに、私も姉歯事件のおかげで構造設計一級建築士の資格を持っています。この資格はなければ困りますが、モラルの方が大事だと思っています。
 
 今晩、宇部ソフトテニス連盟の三役会です。

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