午後1時から宇部市成人式がありました。毎年どんな成人が集まるか楽しみでしたが、今年も驚かされました。 ただ、いろいろ個性がある成人が集まるのは認めなくてはなりません。過去にあったような強制的な入場の誘導を行わなかったことは良かったと思いました。 会場の外には、ある程度個性のある成人が一升瓶を片手に騒いだり旗を振って騒いでいましたが、それも若者のストレスの発散と見ることもできるし、自己主張の表現だと思いました。着物を着た女性のヘアースタイルや着物からわざとはみ出した背中のタトゥーなどすごいのを見ました。 ただ、子供が成人したような印象と、何とか式典の形になるように、主催者が一生懸命な意図も伝わりました。 一方、新成人の挨拶の言葉には「感謝の気持ち」がたくさんあって、私たちも感心しました。全般的に、会場に入った若者は整然としていたように思いました。
それと、気になったことがあります。15分前に記念館に着いたのですが、会場に着いた私と入れ違いに、普通の服(たぶん式典に出る気持ちで来たと思われる服装)を着た若い女性数人が、記念館から去るのを見かけました。 毎年成人式に参加する女性の着物は派手で高価になっているようです。親も出費が大変でしょう。しかし普段着の成人が出席しにくくなっているのは、寂しい気持ちになりました。お金持ち(?)だけの成人式になっているのでしょうか。そんなに皆生活が裕福な訳がありませんから、着物が成人式の形式の必要条件になっているのは考えなくてはなりません。 |
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