昨夜は、宇部ブランド焼酎「長州侍」を楽しむ会がありました。 今日は朝から会社で構造計算の仕事でした。 今朝の新聞は、理化研のSTAP細胞の小保方氏の論文ねつ造記事でいっぱいでした。読売新聞と産経新聞の両方を熟読しましたが、理化研の発表通りが正義かどうか疑いを持って見ています。つい3か月前は、大発見の論文成果にあやかろうとした組織が、手の平を返したように、個人の責任にしてしまおうとするのが疑問だからです。手柄は組織に、責任は個人にですから科学者には厳しい現実です。
たった二冊のノートしかないと言われていますが、どんな大発見も、商品化(スポンサーがつくまで)するまでは他の研究機関との競争です。論文の第三者の検証が難しい理由のひとつでしょう。 小保方氏には結論が見えていて、論文の中味に手抜き(わかりやすい写真に差し替えた)をしてしまったのかもしれません。これによって論文の信憑性が失われたのですが、実はブラックボックス部分が隠されていて、数年後に小保方氏が再評価されて大逆転があるかもしれません。そういうサスペンス的な流れを私は期待します。 もっと言うなら、大発見の下で、理化研の「未熟な小保方外し」が行われているとしたら、もうサスペンスの世界です。もちろん、STAP細胞の存在が証明されることが前提です。
私がこう思う根拠ですが、 ある記事では、『論文の共同著者であるハーバード大学のバカンティ教授は1日、コメントを出し「今回、指摘された間違いが、科学的な中身や結論に影響するとは思わない」と論文の撤回に反対する意志を示しました』とあります。
私には、今回の事例は日本から研究者がどんどん海外へ逃げていく原因があるように思えました。 |
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