本日、最終日でした。本会議で採決がありました。 主だった議案のうち、文教民生委員会に付託された三つの条例案のうち「公民館条例廃止条例」は可決、「ふれあいセンターの指定管理者制度を可能にする条例」は継続審査、「出張所廃止条例案」は否決されました。 私は、公民館条例廃止には、社会教育と生涯学習をふれあいセンターで行うことをふれあいセンター条例に加える条例が未整備なので反対しました。教育委員会議の議事録を読む限り、社会教育を教育委員会が重要視していないこともうかがえます。 ふれあいセンターの指定管理者制度導入条例には、指定管理にすること自体には反対ではありませんが、現条例案では指定管理者としてしっかりした法人に指定管理契約することになっていないので、委員会でも継続を提案し、本会議でも継続審査に賛成しました。(可決ではありません) 出張所廃止については、マイナンバーカードでコンビニでも住民票などを取得できることで出張所を廃止する条例でしたが、マイナンバーカードの普及率はまだ二割以下であり、加えて万倉や吉部にはコンビニが一軒もなく今より不便になるだけですから反対しました。IT社会を見据え、マイナンバーカードの普及は進める必要があります。 その他の条例はすべて可決しました。
補正予算案では、懸案になっている旧井筒屋宇部店を利活用するための基本計画と基本設計の予算約1280万円が可決されました。内容は、当初の宇部市が定めた方針案に留まらず、議会の要求を汲んだ提案が議会に示されました。 まずサウンディングを年内に開始し(来週月曜日に記者発表されます)民間事業者の参入の可能性を調査します。新年の3月頃にサウンディングの調査結果が出ます。その後事業を決定し、プロポーザルで具体案と事業者を公募します。そこまでが基本計画で、次に実施設計前の基本設計にかかります。駐車場の問題解決も考慮した可能性のある案を決めるため、市議会にも事業決定前に諮られることになりました。そういった提案が市議会に示されたので、基本計画基本設計の補正予算を可決しました。
また、副市長に和田上下水道局長が議会で承認されました。 |
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