トランプの「アメリカ第一主義」発言が、TPPを否定し大変なことになるとメディアが一斉に論じています。これを契機に、日本もこれまで行き過ぎた「グローバル化」を考え直し、日本も「日本第一」に路線変更すべきではないでしょうか。 世界経済も「グローバル化」しないと発展しないと思われていましたが、そうとは限りません。中国が台頭する以前は「グローバルスタンダード」と呼ばれていたものは、実は「アメリカンスタンダード」だったりしたわけです。これには徐々に拒否反応が出てきました。 近年、「グローバル化」にはいろんな疑問がついていました。たった8人の大富豪の資産が貧困層の36億人分と同じということへの疑問が起きないわけがありません。その昔の湾岸戦争も、実はアメリカの武器商売が優先だったという動機が根底にあったという話もあります。
トランプ大統領は、日本とアメリカの自動車の輸出入が不公平と言っています。これは30年以上前の考え方で、現在アメリカから日本に輸入されている車の関税はありません。逆に日本の車はアメリカに輸入されるとき、2.5%の関税がかかります。トランプ大統領の言う通りにすれば相互に無税ですから、ぜひ「トランプ大統領の言われる通り、公平にしましょう」と言ってほしいものです。
日本に駐留する米軍の駐留経費も、日本は75%(この割合は世界一)に当たる4400億円を毎年払っています。これ以上払えば、米軍の人件費も日本がみることになり、米軍は日本の傭兵になります。これはアメリアも困るのではないでしょうか。
「日本第一」とは、日本は日本製品を優先し、防衛部品なども国産に徹することです。とりあえず、アメリカのトランプに同調し、日本も見習ってみてはどうでしょう。アメリカの産業も日本部品が輸入されないと成り立たないこともあるでしょう。そういうことが現実に起きたら、その先にもっといい案があるかもしれません。
それと、7〜80年前のことの謝罪で時間が止まっている、お隣の国々は相手にしないことでいいと思います。日本も「日本ファースト」でしばらくいいのではないでしょうか。 |
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