昨日ショッキングなニュースが飛び込んできました。宇部井筒屋が、今年12月をもって閉店するということです。 中心市街地の一等地にある、宇部市内唯一のデパートが閉店することは、この町の衰退を意味します。宇部井筒屋の隣には三菱UFJ銀行が移転工事中で、まもなく新装開店します。市庁舎も3年間をかけて改築工事が始まっています。 全国的にデパートの売り上げが激減しているそうですが、デパートのない市街地のイメージを想像できません。周辺の商店街への影響も大きいと思います。 この責任の一端は、宇部市政にあると思います。 12年前、井筒屋のすぐ裏の琴芝児童公園の一部(旧演舞場跡地)に市営駐車場をつくる案がありましたが反対運動があって実現しませんでした。 もちろん宇部井筒屋には無料の立体駐車場があります。どういうわけか、店内がガラガラでもいつも駐車場はほとんど満車状態で私も不便してました。
宇部市のように、ほとんどが車での買い物客であれば、駐車場の駐車可能台数が売り上げに比例していたのではないかと想像できます。
中心市街地の発展を望んできただけに、宇部井筒屋の閉店はショックです。マッタなしの施策が必要なことは十分承知していますが、現実には間に合わず、結果は厳しいものです。現在、市役所周辺には新天町などの商店街が奇跡的に残っています。高齢化と後継者不足で、余命5年とも言われています。なんとしても、真締川周辺(市役所周辺)の生き残りと活性化を進めなければいけません。 昨日も今日も、市議会議員同士で私はこういう話をしています。
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