北朝鮮が韓国を砲撃したニュースには驚きました。しかし、テレビや新聞で強調される北朝鮮の内部事情よりも、「日本の有事に日米安保は機能するのか」という心配をしました。 今回の場合、北朝鮮の攻撃を受けて韓国軍が反撃しています。これを仮に日本に置き換えると、日本の領土が爆撃を受けて自衛隊が反撃した場合ですが、米軍が動いていないということです。日本人の多くは日本が攻撃を受けた場合、米軍がすぐ反撃してくれると信じているのではないでしょうか。これは甘い考えということを今回学びました。 それにしても、アメリカも民主党政権になって、世界の平和のバランスが大きく崩れています。南シナ海では、中国は日本の尖閣諸島だけでなく、ベトナム、フィリピンとも領土問題で衝突を繰り返しています。ロシア大統領の北方領土訪問も、日本のへなちょこ外交の原因だけでなく、オバマ大統領の弱腰政権にも原因があると思います。 オバマが大統領になった直後、アフガンから撤退を表明したオバマにノーベル平和賞をすぐに与えたことが、皮肉にも世界の警察官と恐れられたアメリカが腰抜けになったきっかけになりました。 世界の平和のバランスが崩れているという緊張感が、日本の政権にもありません。なんとも情けない話です。オバマの任期はあと2年もあります。菅総理はいつまでもつでしょうか。 |
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