宇部市内の小中学校の休校ならびに施設の閉鎖が5月24(日)まで延期されました。今年の新一年生(小中高)は、まだ始業式の一日しか学校へ行っていません。おまけにコロナ対策で「三つの密」を避けるため、自宅から出るなと言われています。日本の住宅事情からは、自宅にいることは相当のストレスだと思います。若者の「引きこもり」が社会問題になっていたのがウソみたいで、今は行政が子供にも引きこもりを推奨しています。子供はたまりません。 学校の運動場を開放して「走らせる」のも案です。週二回くらい学年を替えて登校日を設けるなど、何か対策をしなければ新たな社会問題が発生するでしょう。常磐公園の駐車場の閉鎖もおかしい。あれだけの広さ(三密になりにくい)の市民公園をこういうときには市民に開放すべきです。(市外の車はシャットアウトでもよい)
「9月新学期への転換」の声に対し、できない理由(慎重にという無責任な言葉を使い)だけを並べる政治家がいます。 慎重論の一つに、「コロナ対策が最優先なのになぜ今か」という意見があります。これに対し大阪府知事や東京都知事がいいことを言っています。昔から9月の新学期変更案は何度も出てきたが潰れてきた。普通のときでは困難で、今のように休校している時だからできること」なるほどです。7年前、東京大学が海外からの入学組に合わせるため、9月新学期への移行をやろうとしたことがあります。日本の状況ではできませんでした。 新型コロナは大変ですが、日本の学校教育はグローバルスタンダードにするチャンスです。 テレビを見ていると、森田健作千葉県知事や鳥取県知事と石破茂が、「子どもの意見を聞いて慎重に議論するべき」ともっともらしく発言してました。こういう社会制度の変更は、子どもの意見を聞くのは論外ですし、政治家がこういう後ろ向きな発言をするのに驚きました。政治用語で「慎重に」は「反対」という意味です。石破の発言は、とにかく安倍とは違う色を出そうとする自分のための発言と受け取りました。何を言っているのか全体の発言も意味不明でした。 「9月になればコロナが終息するとは限らない」という意見もあります。それは4月が新学期の今でも言えることで、9月までの余裕ができる分だけ、授業不足のリスク回避ができます。問題解決が絶対確実ではないが、よりベターな解決案です。
|
|